髪のお手入れについて
- まず、自分に合ったシャンプーやコンディショナーを使いましょう。硫酸塩のような強い成分を含まない、なるべく髪に優しいものを選ぶといいでしょう。毎日のシャンプーには、マイルド系で優しく、保湿効果のあるものを選びましょう。
- コンディショナーを多く使い過ぎると、髪をオイリーにしてしまいます。特にオイリーヘアの方は、軽く毛先にコンディショナーをつけるとよいでしょう。
- ココナツ・オイルの成分は、ドライヘアに潤いを与えてくれます。また、髪を柔らかく、頭皮を癒してくれる効果もあります。ちなみにお茶の成分は、髪のコンディションを保ち、髪を柔らかくする効果が。また、ホホバの成分はパーマなどで痛んだ髪に潤いを与え、髪をまとめやすくします。シリコンの成分は絹のような髪を保ち、レモンの成分は髪に自然の輝きを与え、コンディションを保つ働きがあります。蜂蜜の成分には髪を芯から保護する作用があります。ヘナの葉は、天然のヘアカラーとして用いられ、リンゴ酢やローズマリー・オイルは髪育を促進したり、フケを防ぐ効果があります。
- 卵には、ドライヘアを潤すレシチンという成分が含まれています。シャンプーの前に、溶いた 卵 をドライヘアに塗布し、15分ほどラップなどでカバーし(体温がより一層コンディショニング効果を高めます)、冷水でよく濯ぎます。
- オリーブオイルはコンディショナーとしても有効です。シャンプーする10分ほど前に、マッサージするように髪にオリーブオイルを塗布しておくとよいでしょう。
- 指先で頭皮をマッサージすると、頭皮の血行をよくする働きがあります。
- 一般に髪育の速度は、1.2cm?1.25cm /月が平均的です。
- 髪は、濡れているときが最もダメージをうけやすいのです。
- シャンプー後に髪をソフトで艶やかに保つには、優しくタオルドライし、目の大きめの櫛で毛束を分けながら乾かすと効果的です。
- ドライヤーでのブローは髪を痛め、ドライヘアや枝毛の原因となります。これは、頭皮と髪との間に熱がじかに接触するためです。次回ドライヤーで髪を乾かす際には、ドライヤーを下向きにあて、コンディショニング剤などで髪を保護し、頭皮にも髪にもドライヤーの熱を長時間当てすぎないようにしてみてください。
- 塩素を含んだプールなどでの水泳で髪を痛めたり(脱色など)しないためにも、水泳帽を被るか、コンディショニング剤をしっかり塗ってから泳ぎましょう。また水泳後は、なるべくすぐにシャンプーし、コンディショナーで髪を保護するとよいでしょう。
- 屋外に長時間滞在する際は、帽子を被り、コンディショニング剤を使用する回数を増やしましょう。
- ヘアブラシの最も良いものは、ブラシに動物の毛を使ったものです。
- なるべく髪にストレスを与えないため、パーマ、毛染め、ハイライト、ドライヤーでのブロー、カーラー、強いスタイリング剤などの使用頻度を控えるとよいでしょう。
- 白髪になるのは、メラノサイトという物質(毛球の中に見られる細胞のこと)が、色素の製造を中止してしまうためです。
- 枝毛は予防できますが、一度そうなると元には戻りません。枝毛の部分をカットするしか方法はありません。
- フケの原因は1つとは限りません。コンディショナーの使い過ぎ、さまざまなスタイリング剤の蓄積、シャンプーの回数が足りない、あるいはすすぎが足りない、などの原因からも起こります。
髪の栄養補給について
- 栄養不足、ホルモンの変化、ストレス、精神的なダメージなどが最も髪のコンディションに影響し、髪の状態や抜け毛にも作用します。
- ビタミンAは健康な頭皮を生み出します。ビタミンA を多く含む食品には、濃緑色、オレンジ色、黄色のフルーツや野菜などがあります。
- ビタミンB複合体は、髪の油分の分泌を規則正しくし、髪の健康と潤いを保ってくれます。ビタミンB複合体を多く含む食品には、セロリ、トマト、脂肪のない肉類、レバー、腎臓、ビール酵母、卵や緑黄色野菜などがあります。なお、ビオチン(ビタミンB類)の深刻な欠損は、抜け毛の原因となります。抜け毛の予防には、ビタミンB5、B12や葉酸を多く含む食品を摂るとよいでしょう。これらを多く含む食品には、カリフラワー、ヨーグルト、全粒小麦を使ったパン、ふすま、バナナなどがあります。
- 亜鉛、鉄、銅などのミネラル成分は、髪の健康を促します。亜鉛 を多く含む食品には、脂身のない赤身の肉類、鶏肉、南瓜の種、緑黄色野菜などがあります。また、鉄分を多く含む食品には、牛肉、ドライ・アプリコット、脂身のない赤身の肉類、パセリ、卵、ヒマワリの種などがあります。そして、銅を多く含む食品には、内蔵類、魚介類、卵黄、全粒粉などがあります。なお、鉄分の不足は、更年期以外の女性に起こる抜け毛の原因とされています。
- 髪の毛の97%がタンパク質(ケラチン)でできていることからも分かるように、タンパク質の十分な摂取が髪に天然の艶を与えてくれます。タンパク質を多く含む食品には、脂身のない肉類、穀物、大豆などがあります。
髪の悩みを解消
. 冬場の髪のお手入れ
. 静電気対策
. 抜け毛対策
. フケ対策
. シラミ対策
冬場の髪のお手入れ
- 洗髪の回数を減らすことで、髪の持つ天然の油分を奪い取ることを防ぎます。
- 髪を洗う際は、ドライ・シャンプーを使用するとよいでしょう。ドライ・シャンプーの一例としては、ベビーパウダーを適量髪に振りかけ、櫛でとかし、粉を取り去ります。
- 週に一度は髪のパックを行うとよいでしょう。小さじ4杯分のはちみつで頭皮をマッサージし、ラップなどで15分以上カバーします。それから温水でよくすすぎます。
静電気対策
- コンディショナー剤やヘア・ムースは静電気を取り除く効果があります。おもに髪の静電気は、髪の潤い不足が原因で起こることが多いのです。
- ナチュラル素材の櫛やブラシを使うことがおすすめです。
- 柔軟剤入りの乾燥機用シートで髪を拭くと、静電気および縮れ毛を防ぐ効果があります。
抜け毛対策
- 以下のドリンクが効果的です。バナナ、はちみつ、ヨーグルト、低脂肪牛乳をミキサーにかけます。ビオチンの豊富なこのドリンクで、毛根を強く、髪育を促進します。
- ビタミンB6、亜鉛、 ノコギリパルメットを含むサプリメントも有効です。特に、食品からこれらの栄養を十分に補給できない場合に効果的です(食品と栄養については 栄養補給の項目を参照)。
- シャンプーの際、頭を逆さにし、頭皮をマッサージしましょう。これは頭の血行を良くする効果があります。
- あなたの大切な髪の毛に悪影響を及ぼす、ストレスをためないように注意しましょう!
- 睡眠を十分とりましょう。
- 頭皮を活性化するには、ローズマリー(Rosmarinus officinalis )・エッセンシャル・オイルを使ってマッサージするか、濯ぎの際にセージのお茶( Salvia officinalis )を使うと効果的でしょう。
フケ対策
- フケはドライヘアに起こるのではなく、オイリーヘアに起こります。特別な処方のシャンプーを使うことによって、フケを防ぐことができます。
- フケ予防シャンプーを購入する際、以下の成分が含まれているか確認するとよいでしょう。ティーツリー・オイル、サリチル酸、硫黄(サルファー)、ジンクピリチオン。これらの成分の入ったシャンプーを、一日おきに使ってください。
- 頭皮をマッサージする際、食塩を少し手に取り、フケを落としてからシャンプーするといいでしょう。
- 防腐剤や添加物の入った食品を避けましょう。
- 洗髪後、リンゴ酢(半カップ)で頭皮をマッサージするとよいでしょう。マッサージ後は洗い落とさないでください。これを1週間続けます。
- シャンプー後、以下の要領でマッサージするのも効果的です。まず、1カップの水に大さじ2杯分の乾燥タイムを入れ、五分ほど煮立てます。冷ましてからこし、それを使って髪と頭皮をマッサージします。マッサージ後は洗い流さないでください。
シラミ対策
- シラミは、とても小さく羽を持たない、吸血の虫のことです。シラミは人を介し、また櫛、ブラシ、タオル、枕、洋服、帽子などを共用することであっという間に広がっていきます。一番いいのは、上記の物を他人と共用しないことです。シラミは、髪の毛以外にも、ヒゲ、睫毛や眉毛にも伝染します。
- 頭のシラミおよびシラミの卵を取り去るには、下記の方法があります。抗シラミ剤(ローション、クリームまたはシャンプーなど)を塗布します。あるいは、ハーブのタイムやローズマリーを使った、エッセンシャル・オイルを使って、手で取り除き、髪を切るかです。
- 使用した櫛、ブラシ、帽子、ふとんやシーツ類、ぬいぐるみ、学校に持参するバッグ、フード付きコートなど全て煮沸消毒します。
- また、床、家具、カーペット、車のシートやヘッドレストなどに徹底的に掃除機をかけます。そして、掃除機のフィルターやバッグを直ちに破棄します。
- Hair Clean 1-2-3 Lice Removerは、有害物質を含まない、植物オイルからできているので、効果的かつ安全でおすすめです。
クイズ(自己テスト)
1.ヘアカットを頻繁に行うと、髪の毛が伸びるのが早い。○か×か?
2.フケは伝染病である。 ○か×か?
3.白髪を抜くと増える?○か×か?
4.髪を染めると白髪になる?○か×か?
5.髪の毛を濃くするには、剃るのが一番。○か×か?
6.一日に何本の髪の毛が抜ける? a.15本以下 b.約30?40本 c.約50?100本
7.毛先にもっとも潤いが必要である。○か×か?
8.体内のホルモンの変化が髪にも影響がある?○か×か?
答え:
1.×(髪のお手入れ参照)2.○。フケはシラミとは違い、伝染しない。フケは単に、頭皮から出る死んだ角質細胞である。これは、全ての人にみられる。3.×。そういったことはない。4.×。髪が早く伸びることはある。5.×。単に途中から切られたことで、増えたような気がするだけである。6. c 7.○ 8.○。ストレスなどの刺激は、ホルモンバランスや女性の月経に影響し、艶のない、オイリーな髪になってしまう。事実、妊娠中の女性は、ホルモンバランスの変化から、艶やかでなめらかな髪になることが多い。
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